張遼が怖かったもの
ちくま正史三国志を買い集め始めてから、5ヶ月が経ちました。
ブログを開設して、年表を作り始めてから、約2ヶ月が経ちました。
そこで気付いたこと。
張遼にとって、一番怖いのは、目の前の敵の大軍よりも、人間関係なのかなぁ?って。
董卓の配下として。
呂布の配下として。
元呂布配下の降将として。
曹操と関羽の間。
于禁楽進李典との不仲。于禁とは趙儼を挟んで仲良くなったけど。
ただ伝記だけを読むと、張遼の周りは優秀な人物だらけだし、張遼を陥れようとする野郎もいないし。優秀な人物たちに恵まれたように思えるけれども。
当時を生きていた張遼は、わりと世渡りに苦労していたのかな?って。
同じ降伏者の賈詡も、大変だったようだし。
仕事でも、仕事内容に不満はないけど人間関係がめんどくさかったり、疲れたりすることは、現代でも同じですよね!
合肥の戦いは、温度差がありますね。
張遼「曹操様の命令に従い、出撃する。」
楽進李典、他諸将「ヒソヒソヒソ…撃って出て戦え……?無茶でしょ、曹操様も張遼も何言ってんの?」
張遼「やばい、楽進と李典が私の言う事を聞いてくれるかどうか、怪しいな」
李典「私たちが心配しているのは、あなたが考えてることであって、国家の一大事に私情は持ち込まないですよ!」
勘違いしないでよね!(*`へ´*)プンプンって言ってるような気がする李典。
大軍を相手に撃って出る指示を出されて、困惑する諸将が多い中、張遼は人間関係を心配しているあたりが、もうね。
目の前にいる敵の大軍より、味方の人間関係が怖い。
舐められたら殺す=関わらないようにしよう
の精神があることが分かった張遼ですが。
自分が悪いと気づいたら、反省して謝罪できるし。
董卓や呂布を見て生きてきた張遼は、未来人の私が思ってる以上に、悩むところや思うところがたくさんあったんだろうな〜と、思いました。
けろりっちの考察のような妄想のような記事を読んでくださり、ありがとうございました。
m(_ _)m